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ホイ大佐の長~~~い旅

ザリガニと言うよりカマキリ!?

よく、現場なんかに居ますってぇと、よく見かけるのが2~3歳とか幼稚園のお子さんを連れたお母さん
まぁ、寒い時期では御座いますんでお母さんの方はあまり良い顔はして居ないのですが
一方のお子様の方はと言うと食い入るような視線でダンプやショベルカーの挙動を観察している訳ですw

微笑ましい光景ですよね(*´ω`)

まぁでも、こちとらミリオタw
今更、工事現場で動いているような作業機械には燃えを感じなくなってしまっていて
聊か純粋さを欠いてしまった自分を嘆いたりしてみたりしますが……
ザリガニと言うよりカマキリ!?_a0068207_19382763.jpg

今更、燃えないな~(´・ω・)

オイラがガキの時分より小型化し、且つ、油圧系統の制御の進化によって
アメリカのB級SFに出てくるロボットようなぎこちない動きから比べ、かなりスムースになったとは言え

もうちょっとこう…なんか欲しいな…と考えていた所
日本の日立グループの傘下である日立建機がとんでもない物を開発中だと知りました!(・`ω´・;)
現在のパワーショベルの次に来るパワーショベルそれは果たして!?


ザリガニと言うよりカマキリ!?_a0068207_1947770.jpg


厳密に言うとパワーショベルではなく破砕機なのですがw
この子こそが日立建機が開発中の次世代型パワーショベル
『双腕作業機 ASTACO(ザリガニ)』なのです!!

よく、家屋などの解体現場でこの手の爪をつけた子を見かけるとは思いますが
従来型の問題点は腕が一つしかない為に、コンクリートの板などの重い物を持ち上げた際に
その更に下にある邪魔な物を片付ける際に一度、持ち上げた物をどこかにどかすか

生身の作業員が持ち上げている物の近辺に行き邪魔なものをどかす等の方法が取られていましたが
コレだと作業効率が悪い上に挟んで持ち上げている物体が、クッキーのように割れてしまい
生身の作業員めがけて襲い掛かってくると言う危険を否定できません

故に二本腕になったと言うのは至極当然の進化と言えるでしょうね(*´ω`)
しかし…ホクホクとしていたオイラに新たなる疑問が沸き起こりました。
ザリガニと言うよりカマキリ!?_a0068207_2085277.jpg

上は従来のパワーショベルの操作方法の一例ですが(メーカー毎に操作方法は異なるが切り替えは可能)
あの一本の腕の操作にコレだけ複雑な操作が必要ですので
この方式で腕2本分の操縦桿を作れば操作が煩雑になる上に些細な事で事故が起こりかねません……

では、どうしよう?

という談になって流石は世界の日立!
先進の技術でその問題を解決したのです!!(・`ω´・)

答えはマスタースレイブ方式!!
直訳すると主人と奴隷というあまり聞こえの良くない名前ですが^^;

一番解りやすい例を出すと、ファンシーショーなんかに出てくるキグルミを思い出してください
中の人である人間の動きはそれを着用している○ティちゃんやミッ○ーマウスの動きそのものになりますよね?
コレを機械的に実現したのがマスタースレイブ方式なのです。

操縦者はその双腕にギプスのような装置を取り付け自らの腕の動きによって
この二本の腕を自由自在に動かしてしまおうと言うスンゲーシステムなんですよっ!(・`ω´・)

掴む・離すは、四本指で操作可能ですし、親指を握ったり離したりする事で左右への旋廻
キャタピラの操作は非常に単純ですので、足で十分に操作可能だったりします。
ザリガニと言うよりカマキリ!?_a0068207_20543174.jpg

海外では一本腕ですが『the walking forest machine』という森林作業用の6脚メカが
実在して居るそうなので、双方の技術が合わされば、全男子の夢!!!
歩行ロボの実現も夢ではないですね*:.。.:*(´ω`*)*:.。.:*:・'

まぁ、色々と夢を見つつw
 今回はこの辺で(*´ω`)ノシ



by nhohoinohoi | 2007-12-27 20:51 | メカな話

日ごろ思った事や考え付いた事柄についてダラダラとコラムっぽい物を連載して行きます
by nhohoinohoi
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